おとなの事情@アラフィフスタイル

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【たね明かし】英語のラジオをいくら聴いても英語は話せません

これは断言できますが、耳からいくら英語をインプットしても英語は話せません。それどころか聞き取ることもできません。英語はコミュニケーションツールですから喋らないことにはスピーキングもリスニングも上達しないのです。英語を短期間で話せるようになるには、実際に話す他にないのです。

かといって、格好良くペラペラ話す必要もありません。海外の英語を話す人の大半はネイティブではありません。お互いにネイティブではないことを前提に理解し合う努力をすることがコミュニケーションの基本です。その意味では、アメリカ人はその意識が低いです。つまり、聞きやすい英語を話してくれません。早口であることと、発音の輪郭がはっきりしないためです。

今や日本国内だけでビジネスが成り立つ企業は少なく、また社内の立場が上になるほど英語は避けて通れないのではないでしょうか。私の場合は43歳で海外事業部門に異動になり初めて本気で英会話を学ぶ必要性に迫られました。正直、大学卒業後に米国企業に入社して社会人になりたての頃から人一倍CNNなどのCD を聴いて、時には催眠英会話なる潜在意識で聞き取るという怪しげなコンテンツなどもやっていました。なんだかんだでTOEICは700点は超えましたが、人事担当で直接海外スタッフと話すことはなく正直メールでのやりとりがやっとでした。

仕事で海外スタッフとのミーティングに迫られ私が始めたのがSkype オンライン英会話です。まさに目から鱗でした。実は、異動を前に駅前留学なる英会話教室に体験で通いましたが、講師が日本人であったことと、週一で通っても効いてる感じが得られずすぐに辞めてしまいました。

私の場合、日常のやりとりは、フランス人、タイ人、インド人が多く、いづれも非常にクセのある英語を話します。なので少し英語にクセがある講師のほうがよかったと思います。毎日25分のレッスンに初めは自信がありませんでしたが、始めてみると案外すぐに習慣化できました。オンライン英会話の選び方はまたお話しますが、無料レッスンをいくつかやってみるのが現実的によいと思います。